私たちは、生まれてきて、理由も良く分からないまま、悩んだり、感動したり、恨んだりしながら生きています。
ある人は、宿命はない!などと言いますが、それが間違いなのは、占術を少しでもする人なら分かります。
では、どうしたらより良い人生を全うできるのか?
それを、昔の中国人はよく知っていました。 「知命 後 改命」
自分には「逃げられない人生=宿命」があることを悟った(知命)後に、「改命」の努力をすること。
人間の運命をより良く変えていくには、風水術、卜術、山術など、さまざまな術を使うこともできますが、抜本的な方法ではありません。 いくら術を使っても、日々の行いが悪いと、それに相応した業を作ってしまうので意味がありません。「傍門左道」というものです。
誰もが実践できて、一番効果が高いのは、「陰徳」を積むことです。
陰徳の内容や方法は、古くからいろいろな本で紹介されています。私が、特に一般人に勧めたいのは、次の1です。
1、悪を選ばない。善を選ぶ生き方をする これさえやっていれば、悪手を指さないので、絶対人生は悪くなっていきません。
私もこれを実践してから運が飛躍的に良くなりました。
そして、2、3です。
2、社会に役立つような人間になる 3、高い志をもって生きる
これには強い意志の力、克己心が必要です。どこまでも自分の欲(異性・金は人間の二大欲望)にうち勝つ強さを身につけ、なんらかのスキルを持たなければ、社会にとって有用な人間にはなれません。
それができたら、4です。
4、慈しみと許し、愛の深い人間になる(親が子に対するような) 強く生きられない人、賢く生きられない人、欲望のままに流されてしまう人を、心の中でその存在を許す、ということです。許せないから、いつもでも胸元を掴まえて離さない、つまり復讐を続けてしまうのです。許すことができれば簡単に手放します。慈しみがあれば新たな業を作らずにすみます。
この4つを心掛けて生きれば、人は成長し、また知らないうちに陰徳も積み重なっていきます。
自己卑下して落ち込むのではなく、他のために、社会のために、自分の欲や感情をコントロールできるようになり、社会実績をたくさん積み、すっかり人や社会に有用な人間になり、至らぬ人も許せるようになった後に、ようやく、人には「転生の秘密」が明かされます。
そこで、いったい自分は、何百ものたくさんの人生を送ってきたことを知り、 "人生とはあらゆる体験の旅"であることを悟るのです。
さらに、転生を経験するのか、それとも仏菩薩の境地になり、転生しない世界へ向かうのか、という選択をします。
というような、魂の旅路には過程があると思います。
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